今回は久しぶりにまじめなお話です(笑)。
べつに今までもふざけていたわけではありません。
ちょっと久しぶりに医事課関連の記事を書くだけです。


・【酸素吸入】
みなさん酸素吸入ってわかります?
まぁ言葉どおりですよね。
酸素を吸入するんですよ(笑)。


ではなぜ酸素吸入をおこなうのか。
簡単です。状態が悪く、自分で呼吸運動が行えないから、酸素マスクなどをつかって酸素を送ってあげるんです。

無題

上記の画像を見てもらえば、一目瞭然ですね。
よくドラマなどで見かけると思います。
今回は酸素吸入の説明がしたいわけではありません。
酸素吸入の時の算定方法について記事にしたいのです!!!


・【酸素吸入の算定時】
酸素吸入の算定手技料が1日65点で、あと酸素の値段がプラスで入りますよね。
酸素量の計算方法なんかどうでもいいんですよ!!!
そんなの電カルがパッパとやってくれますから!!(笑)。


っていうか計算式なんか書いても面白くないですからね。
私が言いたいのは酸素吸入と一緒に算定するものです!!
酸素吸入を行っている患者さんには「経皮的動脈血酸素飽和度測定」を算定しますよね?


ちなみに経皮的動脈血酸素飽和度測定とは通称「SpO2・サチュレーション」です。
これを測定することで、呼吸不全に陥っているかどうかを簡単に調べることができます。
なので酸素吸入を行うときはSpO2はセットで算定します。


ですがこのSpO2・・・なぜ減点されちゃうんですよね。
はて?なぜ減点されてしまうのでしょうか。


・【病名もついてるよ!!】
酸素吸入・SpO2をしているときは病名に「急性呼吸不全」をつけています。
でないとレセがとおらないからです。
ですが、それでも減点されます。


といってもすべてが減点されるわけではありません。
減点されるのも一部分です。
それがSpO2なのですが・・・。


酸素吸入を1か月(30日・30回)まるまる行ったとしましょう。
ならSpO2も30回算定します。
そうすると、どうでしょうSpO2が16回分減点されるではありませんか!?!?


・・・なぜ???
なぜ16回分なの???
算定本には「SpO2は1日ごとに算定可能」と記載があります。


また算定日数にも制限はありません。
なのになぜ16回分減点するの?
これのせいで当院ではSpO2は14回分(14日分)しか算定していません。


レセを送る前に、こちらでレセコンをいじって削除しています。
SpO2は1回(1日)30点です。
これを16回分減点されると390点。


3.900円になります。
小さいですか?
当院の1月の売り上げは平均2億です。


そう考えると小さいですね。
ですが上記の減点は患者さん一人に対してです。
当院の1か月での入院患者さんは約300人です。


この人数が390点減点されてみてください。
117.000点です。つまり1.170.000円ですよ!!!
この数字は1か月です。
1か月に1.000.000円損しているとおもうとやるせないですよね


まぁ実際には入院患者全員が酸素吸入をして、SpO2をしているなんてありえませんけどね(笑)。
それに毎日SpO2をしている患者さんもまれです(笑)。


・【まとめ】
今回はなんだかんだ記事にしてみると、減点のお話でしたね(笑)。
正直自分でも、記事を書くまで内容は深く考えておりません(笑)。
なんとなくテーマになりそうなものしか決めていないのです。


そのために記事を書きだすとテーマと内容があっていないときがあります。
困りますよね~(笑)
まぁ今回言いたかったのは、SpO2はなぜか減点されるということです!!



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